あなたは消えてなくなりたいの?と言われた話

 

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新宿京王プラザホテルの夜プールに行った。

正確には行ったけど入場制限で入れなかった。遊園地とか市民プールなら芋洗い状態になるけどさすが都内の高級ホテルは違うなとおもった。

一緒に行った女の子(恋人じゃない)には申し訳ない感じになってしまったけど「しょうがないよ。せっかくだからケーキでも食べていこう」と言われホテルのカフェに入った。

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その子と話してて言われたことが、僕がなぜモノを持たないようにしているのかということだった。

僕の場合は強迫性障害に近いもんなのでその旨を伝えたら「消えてなくなりたいのかなと思ってた」と言われ、そりゃ心外だとこたえた

モノが少ないと集中できるとか言う意識の高いミニマリストは結構多いし、管理コストもかからないし、そのとおりなんだけど、僕の場合はモノが多いと貧乏揺すりが多くなって落ち着かなくなったりするし。それにいつでも移動できるような体制でいるのが昔から好きだ(だからシェアハウスに住んでるというのもある。いつかホテルに住みたい)

小さい頃はカバンのなかに家出グッズを詰めて遊ぶのが好きだったし、今もカバンのなかにはしばらく家に帰らなくても大丈夫なように洗面用具とかが揃ってる(予定もなく外泊して家に帰らないということはよくあるのでカバンの中身はmaximalist)

いつでも「40秒で支度しな」と言われたらすぐに出発できるような体制が理想だし、「乗るか反るか」で訊かれたら躊躇なく「乗る」って言えるような体制でいたい。そうこたえたらあまり理解できなさそうな顔をしていたのでどうでもよくなって目の前のケーキに集中した。

ホテルのケーキは最高だった。他のレストランもすごく美味しそうだし夜は高いけどランチだとなんとか払えそうだ。

こんなふうにモノにかけてたお金を体験に使うことを考えるようになったのは自分でも少し驚きだ(まあ都心に住んでるからというのもあるだろうけど)

Pen (ペン) 2013年 10/15号 [雑誌]

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